こんにちは、和盆日和のSです。
剪定ばさみを探していると、ダイソーやセリアの園芸コーナーに110円前後の商品が並んでいて、「これで十分なら、わざわざ数千円の剪定ばさみを買わなくてもいいのでは」と感じます。
実際、草花の切り戻しや家庭菜園の収穫、観葉植物の柔らかい茎を切るくらいなら、100均の園芸ばさみでも役割を果たせる場面はかなりあります。
ただ、盆栽や庭木になると話は少し変わります。
枝が木質化して硬くなり、太さも増してくるからです。
さらに2026年現在のダイソーを見ると、いわゆる「100均」だからといって全部110円ではありません。
110円の枝切り鋏や芽切鋏だけでなく、220円の園芸剪定バサミ、550円の厚刃タイプ、770円の大型タイプまであります。
そこでこの記事では、100均の剪定ばさみで十分な作業と、専用品へ替えたほうがよい作業を分けながら、2026年のダイソー・セリア事情を比較していきます。
商品価格だけでなく、切りたい枝の太さ、刃の形、切断能力の表示を見るようになると、かなり選びやすくなりますよ。

記事のポイント
- 100均の剪定ばさみで十分な作業の範囲
- 2026年のダイソーとセリアの違い
- 何mm程度の枝まで切れるのかという目安
- 盆栽や庭木で専用剪定ばさみへ替える判断基準
剪定ばさみは100均で十分か
100均の剪定ばさみが使えるかどうかを考えるとき、「110円だから切れない」「高い剪定ばさみなら何でも切れる」と価格だけで判断するのはおすすめしません。
見るべきなのは、何を切るための商品なのか、メーカーが示す切断能力はどの程度なのかという部分です。
特にダイソーには、フラワー鋏、芽切鋏、枝切り鋏、剪定刃タイプなど複数の園芸ばさみがあります。
名前が似ていても用途は同じではないため、まずは100均で十分な範囲から確認していきましょう。
- 100均で十分な作業
- ダイソーの剪定ばさみ
- セリアの剪定ばさみ
- 何mmまで切れるのか
- 園芸ばさみとの違い
- 100均と専用品の違い
100均で十分な作業
100均の園芸ばさみが使いやすいのは、強い力を必要としない軽い園芸作業です。
例えば、花がら摘み、ハーブの収穫、野菜の収穫、観葉植物の柔らかい茎、苗の切り戻し、伸びた新梢などですね。
こうした作業では「太い枝を一気に切断する力」より、刃先を狙った位置へ入れやすいことや、気軽に使えることのほうが大切になります。

| 作業 | 100均との相性 | 考え方 |
|---|---|---|
| 花がら摘み | かなり使いやすい | 細い茎なら軽量な園芸ばさみでも対応しやすい |
| ハーブや野菜の収穫 | 使いやすい | 芽切り・収穫向けの細刃が扱いやすい |
| 観葉植物の切り戻し | 使いやすい | 柔らかい茎や細枝を中心に使う |
| 柔らかい新梢 | 商品次第 | 表示された切断能力内で使う |
| 木質化した太枝 | 慎重に判断 | 剪定専用品や剪定鋸も検討する |
年に数回しか剪定しない人や、ベランダの草花を中心に育てている人なら、100均から試してみてもいいでしょう。
反対に、松やモミジなどの盆栽、木質化した庭木、果樹を継続して剪定するなら、切れれば何でもよいとは考えないほうが安心です。
100均で十分かどうかは値段ではなく、切る対象で決まります。
草花や柔らかい茎なら110円商品でも候補になりますが、硬い枝や太枝では切断能力を必ず確認してください。
ダイソーの剪定ばさみ
2026年9月時点で、ダイソー公式ネットストアの園芸はさみ・鎌カテゴリーには、110円から770円まで複数価格帯の園芸用はさみが掲載されています。
「100均なのだから全部110円」と思って売り場へ行くと少し驚くかもしれません。
一方、価格帯が広がったことで、切り花中心なのか、小枝を切りたいのか、もう少し剪定向きの刃が欲しいのかによって選び分けやすくなっています。
現行商品を確認すると、代表的なものは次のとおりです。
| 商品例 | 価格 | 主な用途 | 切断能力 |
|---|---|---|---|
| ステンレスフラワー鋏 | 110円 | 花・細い茎 | 3mm以下 |
| ステンレス枝切り鋏 | 110円 | 小枝・家庭菜園 | 5mm以下 |
| ステンレス芽切鋏 | 110円 | 芽・細枝 | 5mm以下 |
| ガーデンはさみ剪定刃 | 110円 | 植木・小枝 | 公式数値は確認できず |
| 園芸剪定バサミ | 220円 | 園芸・剪定 | 公式数値は確認できず |
| 厚刃園芸バサミ剪定刃 | 550円 | 庭木・家庭菜園 | 公式数値は確認できず |
| 大型の剪定バサミ | 770円 | 長柄タイプ | 商品表示を確認 |
ダイソーの「ステンレス枝切り鋏(直)」では、公式に切断能力5mm以下と表示されています。
同じ110円のステンレス芽切鋏も5mm以下です。
対してステンレスフラワー鋏は3mm以下なので、同じ110円でも役割はかなり違います。
ここが大事で、値段が同じでも切断能力まで同じとは限りません。
220円の園芸剪定バサミについては、公式商品ページで具体的な切断能力の数値が確認できないため、「200円商品なら10mmまで切れる」といったネット上の情報だけで判断するのは避けたいところです。
550円の厚刃園芸バサミも、剪定刃を採用した商品ではありますが、公式には太い枝や硬い木材を切らないよう注意されています。
そのため、550円になったから急に本格的な太枝剪定ができる、と考えるのは少し違います。
商品ラインアップや価格は変わることがあるため、購入前にはダイソー公式「園芸はさみ・鎌」で最新情報を確認してください。
セリアの剪定ばさみ
セリアでも園芸用の枝切り鋏や園芸ばさみが販売されることがあります。
ただし、ダイソーと同じ感覚で「ネット上の商品一覧を見てから店舗へ行く」という探し方はしにくいのが現状です。
セリアはダイソーのように、一般消費者向けオンラインストアで現行商品を網羅的に公開しているわけではありません。
そのため、2026年現在も「全国すべての店舗で、この剪定鋏が110円で常時販売されている」と断定するのは難しいです。
近年はステンレス枝切り鋏などの販売例が確認されており、過去には切断能力6mm以下と表示された「剪定鋏(曲)カラーハンドル」の販売記録もあります。
ただし、過去の販売商品が2026年も同じ仕様、同じJANコードで売られているとは限りません。
セリアの商品情報は「過去に売っていた」と「今も全国で売っている」を分けて考えましょう。
実際に買うときは、店頭の商品名、JANコード、材質、切断能力の表示を確認するのが確実です。
また、セリアの公式店舗情報では、電話による商品問い合わせ、取り置き、在庫確認を控えるよう案内されています。
ネットで商品を見つけても、「最寄りのセリアへ電話すれば在庫を調べてもらえる」とは考えないほうがよいでしょう。
近くの店舗を探す場合は、セリア公式の店舗情報から店舗を確認し、店頭で園芸コーナーを見る形になります。
何mmまで切れるのか
「100均の剪定ばさみは何mmまで切れるの?」という疑問に対して、すべての商品に共通する数字はありません。
2026年に確認できるダイソーの商品では、ステンレスフラワー鋏が3mm以下、ステンレス枝切り鋏とステンレス芽切鋏が5mm以下です。
この数字を見ると、「100均のハサミなら5mmくらいまで」と覚えたくなりますが、それも正確ではありません。
商品ごとに設計が違うからです。
さらに、5mmという数字が書かれていても、直径5mmならどんな枝でも同じ力で切れるわけではありません。
春に伸びた柔らかい新梢と、乾燥した硬い枝では、同じ太さでも切るときの感触がかなり違います。
樹種によっても枝の硬さは変わります。
ダイソーも切断能力について、木の種類や気候、温湿度などにより異なる場合があると注意しています。
◆Sのワンポイントアドバイス
枝を挟んで「かなり力を入れないと切れないな」と感じたら、そこで無理をしないほうがいいかなと思います。
ハンドルを両手で握り込んだり、刃を左右にこじったりする段階になったら、そのハサミの担当範囲を超えている可能性があります。
太くなった枝は、より切断能力のある剪定ばさみや剪定鋸へ替えたほうが安全です。
「切れた実績」ではなく、「その商品が想定している切断範囲」を基準にしてください。
園芸ばさみとの違い
100均の園芸コーナーでは、剪定ばさみ、芽切りばさみ、フラワー鋏、万能ばさみなどが並んでいます。
見た目が似ているため迷いやすいのですが、「園芸ばさみ」はかなり広い呼び方です。
園芸に使うハサミ全般の中に、剪定ばさみや芽切りばさみ、花ばさみ、収穫ばさみなどがあると考えると分かりやすいでしょう。
剪定ばさみ
木の枝を切るための刃形状と支点を持ち、一般的には片方の刃を枝へ食い込ませて切ります。
短く厚みのある刃や湾曲した刃が使われることも多く、小枝を切る力を伝えやすいのが特徴です。
芽切りばさみ
刃が細長く、枝葉の込み入った場所へ先端を入れやすいタイプです。
新芽や細枝の細かな作業には便利ですが、太い木質枝を力任せに切るものではありません。
フラワー鋏
花や柔らかい茎を切る用途が中心です。
ダイソーのステンレスフラワー鋏では切断能力3mm以下なので、「園芸用だから庭木も切れる」と考えると用途を間違えてしまいます。
普通の事務用ハサミも紙や布を切ることが中心なので、硬い枝を切る用途には向きません。
植物用の道具は、切りたい部分に合わせて選ぶのが基本ですね。

100均と専用品の違い
100均の剪定ばさみと園芸メーカーの剪定ばさみを比べるとき、単純に「どちらのほうが切れるか」だけを見ると本質が分かりにくくなります。
専用品では、刃に使う鋼材、切断能力、替刃、グリップ、支点部分、修理や交換部品などまで考えられている商品があります。
例えばアルスの剪定鋏VS-7Zは、メーカー公表の切断目安が15mmで、高炭素刃物鋼を採用しています。
もちろん、これは「高い剪定ばさみなら何でも15mm切れる」という意味ではありません。
専用品では、どの程度の枝を切るための商品なのかを確認しやすいという一例です。
| 比較項目 | 100均の軽量品 | 園芸メーカー品 |
|---|---|---|
| 購入価格 | かなり抑えやすい | 数千円の商品も多い |
| 細い枝 | 商品に合えば十分使える | 対応しやすい |
| 太い枝 | 苦手な商品が多い | 切断能力を示す商品が多い |
| 替刃 | 期待しにくい | 交換できる機種もある |
| 長期使用 | 商品次第 | 手入れしながら使える製品が多い |
庭木の剪定を毎年する人なら、最初は100均でも、作業量が増えた段階で専用品へ移る考え方もあります。
盆栽や庭木の木質枝を繰り返し切るなら、岡恒やアルスなどの専用剪定ばさみを候補にすると比較しやすくなります。
岡恒の剪定鋏はサイズによって使い勝手が変わるため、迷っている場合は岡恒剪定鋏ユニークの違いとサイズの選び方も参考にしてください。
アルスの剪定鋏で迷っている場合は、アルス剪定鋏V-8PROなどの違いも確認しておくと選びやすくなります。
ホームセンターで買える製品を含めて比べたい場合は、剪定ばさみのホームセンターおすすめ11選と選び方も参考にしてください。
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100均では力不足を感じたら、専用剪定ばさみを比較
木質化した盆栽枝や庭木を継続して切る場合は、切断能力やサイズが明記された園芸メーカー品も候補になります。
※商品仕様・価格・在庫は変動します。
購入前にリンク先の商品ページで最新情報をご確認ください。
ダイソーとセリアの選び方
ダイソーとセリアのどちらで買うか迷ったら、「どちらの店が優秀か」を先に決めるより、店頭の商品表示から自分の用途に合うものを探したほうが失敗しにくくなります。
2026年時点では、商品情報を事前に確認しやすく、110円より上の価格帯まで候補を広げやすいのはダイソーです。
セリアは店舗や時期によって園芸用品の品ぞろえが変わる前提で、実物を確認しながら選ぶ形になります。
- ダイソーとセリアを比較
- 盆栽に使うときの注意
- 庭木に使うときの注意
- 切れ味が落ちた原因
- 使用後のお手入れ方法
- 100均の剪定ばさみは研げるか
- 購入前に見るポイント
- 100均剪定ばさみのよくある質問
- 100均剪定ばさみ比較のまとめ
ダイソーとセリアを比較
| 比較項目 | ダイソー | セリア |
|---|---|---|
| 110円商品 | 複数確認できる | 販売例あり |
| 220円以上 | 複数価格帯あり | 110円商品中心に確認 |
| 剪定刃 | 公式商品あり | 店舗・時期による |
| 事前の商品確認 | 公式ネットストアでしやすい | 店頭確認が中心 |
| 在庫 | 店舗差あり | 店舗差あり |
| 選択肢 | 価格・刃形状とも多い | 売り場の現物から選ぶ |
ダイソーは、花を切るだけならフラワー鋏、小枝なら枝切り鋏、細かな芽の作業なら芽切鋏と選び分けやすいですね。
さらに220円、330円、550円などへ予算を広げることもできます。
セリアは、売り場で枝切り鋏を見つけた場合、ブランド名よりもパッケージにある切断能力や用途をチェックすることをおすすめします。
100円ショップの商品は、複数チェーンで似た仕様の製品が販売される場合もあります。
なので「セリアだから切れる」「ダイソーだから切れない」という比較ではなく、JANコード、材質、刃形状、切断能力を見るほうが判断しやすいでしょう。
盆栽に使うときの注意
盆栽では、100均の剪定ばさみが使える場面と、あまり向かない場面がはっきり分かれます。
例えば、柔らかい新梢を切る、小さな芽を扱う、草もの盆栽の茎を切るといった軽い作業なら、用途に合った芽切り鋏を選ぶ方法があります。
反対に、長年育った枝は細く見えても木質化して硬くなっています。
幹に近い枝や古枝では、直径だけを見て「5mm以内だから大丈夫」と決めないほうがいいでしょう。
力任せに握ると枝の切断面がつぶれたり、樹皮を裂いたり、刃を傷めたりする可能性があります。
盆栽の場合は切断面の仕上がりも気になります。
剪定後の枝を何度も切り直すような状態なら、もう少し切断力のある道具を検討するタイミングです。
◆Sのワンポイントアドバイス
私なら、芽や柔らかい枝の作業と、木質化した枝の剪定を同じハサミ一本ですべて済ませようとは考えません。
盆栽は細かな作業が多いので、芽切り用と枝剪定用を分けたほうが、道具の役割も分かりやすいかなと思います。
針金掛けをしている盆栽では、剪定ばさみで針金を切らないことも大切です。
剪定刃は植物を切るためのものなので、金属線を切ると刃こぼれや変形につながります。
針金は専用のワイヤーカッターを使いましょう。
庭木に使うときの注意
庭木では、100均の剪定ばさみが足りなくなる場面が盆栽以上に増えます。
一年伸びた柔らかい枝なら切れても、数年経過した枝や枯れ枝は硬さがまったく違うからです。
特に直径1cm前後になってくると、110円の5mm対応商品では明らかに想定範囲を超えます。
直径1.5cm前後の生木を継続して扱うなら、その太さに対応する剪定ばさみを選ぶか、枝によって剪定鋸へ持ち替えたほうが扱いやすくなります。
ただし、15mm対応と表示された専用品であっても、すべての樹種や枯れ枝を同じ条件で切れるわけではありません。
メーカーが示す切断能力は、あくまで商品選びの目安として使ってください。
また、頭上の枝を切るときや、脚立を使う剪定ではハサミの性能とは別の安全面も関わります。
高所や太枝など、自分での作業が危険だと感じる場合は、無理をせず造園業者や樹木管理の専門家へ相談してください。
切れない枝を無理に切らないでください。
両手で強く握る、枝を挟んだままハサミを左右へねじる、刃先で枝をこじるといった使い方は、刃や支点の破損、ケガにつながる可能性があります。
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自分での剪定が難しい場合は、専門業者への相談もできます
高所の枝や太い枝、大きく育った庭木など、自分での作業に不安がある場合は、剪定・伐採を扱う専門業者への相談も検討してみてください。
※サービス内容・料金・対応地域などは変更される場合があります。
最新情報はリンク先の公式サイトでご確認ください。
切れ味が落ちた原因
使っていた剪定ばさみが以前より切れなくなると、「刃がもうダメになった」と考えがちですが、原因は摩耗だけではありません。
植物を切ると、樹液、ヤニ、シブなどが刃に付着します。
これが乾燥して固まると刃の滑りが悪くなり、開閉が重くなったり、切れ味が落ちたように感じたりすることがあります。
特に松など樹脂分が付着しやすい植物を扱ったあとは、茶色や黒っぽい汚れが刃へ残りやすいですね。
そこで、切れ味が落ちたと感じても、すぐ砥石を当てるのではなく、最初に汚れを確認します。
汚れが原因なら、刃を削らなくても洗浄だけで動きが改善する場合があります。
詳しい手順は、剪定ばさみ使用後の正しい手入れとヤニ取りでも解説しています。
樹液やヤニが固まっている場合は、園芸刃物向けの刃物クリーナーを一本用意しておくと日常のメンテナンスに使いやすいです。
FORESIAを含むクリーナーの使い方を確認したい場合は、FORESIA刃物クリーナーの使い方と剪定鋏のヤニ取りも参考にしてください。
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ヤニや樹液が気になるなら、まず刃を洗浄
ヤニや樹液の固着が原因なら、いきなり刃を研ぐより、園芸刃物向けクリーナーで汚れを落として状態を確認する方法があります。
※使用できる素材や使用方法は商品ごとに異なります。
必ず商品表示を確認して使用してください。
使用後のお手入れ方法
100均の剪定ばさみであっても、使ったまま屋外へ放置するのは避けたいところです。
基本は、刃に付いた葉や土を落とし、樹液やヤニを取り、水分を拭き取って乾燥させます。

そのあと、必要に応じて可動部へ少量の油を使います。
ダイソーのステンレス枝切り鋏にも、長持ちさせるため金属部分へ時折注油するよう案内があります。
「ステンレスだから錆びない」と思う人もいるかもしれませんが、ステンレス鋼も条件によって腐食することがあります。
湿気の多い場所へ放置したり、水分や植物の汚れを付けたまま収納したりしないようにしましょう。
さび対策を詳しく確認したい場合は、剪定ばさみのさび止めとおすすめオイルの手入れ方法でもまとめています。
剪定ばさみを長く使うなら、刃物クリーナーのほか、剪定鋏用の油や砥石、持ち運び用ケースも用途に合わせて選べます。
剪定鋏を安全に持ち運びたい場合は、ワークマンで代用できる剪定鋏ケースと専用ケースの選び方も参考にしてください。
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剪定鋏を長く使うためのメンテナンス用品
刃の清掃だけでなく、必要に応じて専用砥石や収納ケースをそろえておくと、剪定後の手入れや保管がしやすくなります。
※砥石やケースは剪定鋏の形状・サイズに合うものを確認してください。
なお、病気が疑われる枝を切ったあとは、別の植物へそのまま使い回さないことも大切です。
使用する消毒剤の表示を確認したうえで道具を適切に処理し、処理後は十分に乾かしてください。
薬剤によっては金属へ影響するものもあります。
病害への対応や農薬・消毒剤の選び方に迷う場合は、園芸店や樹木管理の専門家へ相談してください。
100均の剪定ばさみは研げるか
100均の剪定ばさみも、刃の構造によっては研磨そのものは可能です。
ただし、「包丁と同じように両側を砥石で削ればよい」というものではありません。
剪定ばさみは刃同士の噛み合わせが重要です。
本来削るべきではない面を削ったり、刃の角度を大きく変えたりすると、かえって枝を挟むだけで切れなくなることがあります。
まずはヤニや樹液を落とし、支点部分を清掃して、それでも改善しないか確認してください。
刃こぼれ、刃の変形、大きなガタつきがある110円商品なら、研磨に時間をかけるより買い替えたほうが現実的な場合もあります。
反対に、数千円する園芸メーカーの剪定ばさみなら、替刃や修理、研ぎ直しまで含めて長く使える製品があります。
こうした違いも、100均と専用品を選び分けるポイントです。
研ぐ前に確認したい順番
刃の汚れを落とす → 水分を拭く → 支点の動きを確認する → 刃こぼれや変形を見る → 必要なら適切な方法で研磨する、という順番だと原因を見分けやすくなります。
購入前に見るポイント
ダイソーでもセリアでも、剪定ばさみを選ぶときにパッケージの価格だけを見るのは少しもったいないです。
まず確認したいのは「何を切る商品なのか」です。
フラワー鋏なら花や細い茎、芽切鋏なら芽や細枝、剪定刃なら枝の剪定というように役割が違います。
次に、切断能力が数字で表示されている場合は必ず確認しましょう。
5mm以下の商品で10mmの枝を切る、といった使い方は避けます。
そのうえで、実物を持てるならハンドルの開き幅も見てください。
手が小さい人にとって、大きく開くハンドルは何度も使うと負担になる可能性があります。
バネによって自然に開くか、ロックを操作しやすいか、刃先にガタつきがないかも確認ポイントです。
そして盆栽や庭木を毎年剪定する予定なら、「最初の価格」だけでなく、数年間使う道具として考える方法もあります。
替刃や修理ができる製品なら、購入価格は高くても長く付き合える場合があります。
◆Sのワンポイントアドバイス
100均で一度試して、作業量が増えたら専用品へ移るのも十分ありです。
ただ、最初から硬い盆栽枝や庭木を何本も切る予定なら、遠回りせず切断能力が明記された剪定ばさみを選んだほうが使いやすいと思います。
100均剪定ばさみのよくある質問(FAQ)クリックすると回答が開きます
Q1. 100均の剪定ばさみでも本当に枝を切れますか?
A. 商品が想定している範囲の枝なら使えます。
ダイソーでは110円のステンレス枝切り鋏と芽切鋏に5mm以下という切断能力が表示されています。
ただし、木の種類や枝の硬さによって切りやすさは変わるため、数字だけを見て無理に力を加えないでください。
Q2. ダイソーの220円剪定ばさみは10mmまで切れますか?
A. 2026年9月に確認したダイソー公式の商品ページでは、220円の園芸剪定バサミについて具体的な切断能力の数値は確認できません。
ネット上の口コミだけで10mm対応と決めず、購入時の商品パッケージに書かれた用途や切断能力を優先してください。
Q3. セリアの剪定ばさみは2026年も売っていますか?
A. セリアでは園芸用の枝切り鋏やハサミの販売例がありますが、特定の商品が2026年現在も全国すべての店舗で常時販売されているとは断定できません。
品ぞろえは店舗や時期によって変わるため、店頭の商品表示を確認してください。
Q4. 100均の剪定ばさみは盆栽にも使えますか?
A. 柔らかい新梢や細い芽など、商品の切断能力に収まる作業なら使える場合があります。
ただ、木質化した古枝や太い枝を繰り返し切るなら、切断能力が明確な剪定専用品を検討したほうが安心です。
枝が切れず強い力が必要なら無理をしないでください。
Q5. 切れなくなった100均剪定ばさみは捨てるしかありませんか?
A. すぐ捨てる必要はありません。
樹液やヤニが固着して開閉が重くなっている場合があるため、まず汚れを落として乾燥させ、可動部を確認します。
それでも改善せず、刃こぼれや変形、大きなガタつきがある場合は買い替えを検討するとよいでしょう。
100均剪定ばさみ比較のまとめ
剪定ばさみは100均の商品でも、草花や家庭菜園、観葉植物、柔らかい新梢といった軽い作業なら十分役立つ場合があります。
2026年のダイソーでは、110円のステンレスフラワー鋏が3mm以下、枝切り鋏と芽切鋏が5mm以下という具体的な切断能力を示しています。
さらに220円の園芸剪定バサミ、550円の厚刃園芸バサミ、770円の大型剪定バサミまであるので、「100均=110円の一種類」ではありません。
セリアでも園芸ばさみの販売例はありますが、ダイソーのように現行商品の全体像をオンラインで確認しやすい状態ではないため、店舗と時期による違いを前提に考えたほうがいいでしょう。
- 草花や柔らかい茎なら100均でも対応しやすい
- ダイソーは110円から770円まで価格帯が広い
- 同じ110円でも3mm対応と5mm対応では用途が違う
- 切断能力が未記載の商品は太さを決めつけない
- セリアは店頭の商品表示を確認して選ぶ
- 木質化した盆栽枝や庭木は専用品も検討する
- 切れない枝を力任せに切らない
- ヤニや樹液を落とすだけで動きが改善する場合がある
- ステンレスでも使用後は水分を拭き取る
- 病気が疑われる植物の剪定後は道具の衛生管理も行う
私が特に大切だと思うのは、100均か高級品かではなく、「そのハサミが何を切るために作られているか」を見ることです。
5mm対応のハサミなら、その範囲の細枝用として使う。
木質化した枝が増えてきたら、より切断能力のある剪定ばさみへ替える。
さらに太い枝なら剪定鋸へ持ち替える。
このように道具の役割を分ければ、100均の商品も無理なく活用できます。
価格や商品仕様、在庫は変更される可能性がありますので、購入前には各販売店・メーカーの最新の商品表示を確認してください。
また、高所作業や太枝の剪定など安全面に不安がある場合は、無理に自分で作業せず、造園業者など専門家へ相談してください。
以上、和盆日和の「S」でした。