こんにちは、和盆日和、管理人のSです。
LOWEのライオン剪定鋏を探していると、1104、5104、5127、6104、7107、8107と似たような型番が並び、「数字は何が違うの?」「1104と5104ならどっち?」「7107と8107はアンビル式なの?」と迷いますよね。
しかも、LOWE、LÖWE、LOEWE、ライオン剪定鋏など名前の表記までいくつかあります。写真だけを見るとどれも似ていますが、実際には大きさだけでなく、刃の構造、切れる枝の太さ、ハンドル形状、手の大きさとの相性まで違います。
先に結論を言うと、定番のアンビル式を幅広く使うなら1104、小さく軽いものなら5104、細かな場所なら5127、太めの枝なら6104が選びやすいです。一方、軽い操作感まで求めるなら7107、太く硬い枝を切る機会が多いなら8107が候補になります。
LOWEは数字が大きければ単純に上位という選び方ではありません。あなたが普段どれくらいの太さの枝を切るのか、手は大きいのか小さいのか、庭木中心なのか盆栽のような細かな剪定もするのか。この順番で考えると、自分に合う一本をかなり絞り込めますよ。
記事のポイント
- LOWEライオン剪定鋏6モデルの違い
- 1104と5104や7107と8107の比較
- 枝の太さと手の大きさに合う選び方
- 口コミや替刃と手入れで確認したい点
LOWEライオン剪定鋏おすすめ6選|モデルの違いと選び方を比較
まずは、LOWEというブランドの特徴と、今回比較する6モデルを見ていきましょう。同じライオン剪定鋏でも、170mm前後の小型モデルから25mmクラスの枝を想定したモデルまであり、用途はかなり違います。購入前には「どれが人気か」より、何を切る道具なのかを知ることが大切です。
- LOWEはドイツの剪定鋏
- 6モデルを一覧で比較
- 定番アンビル式の1104
- 小型アンビル式の5104
- 先細で狙いやすい5127
- 太枝向けアンビル式6104
- 軽快さを狙う7107
- 太枝を重視する8107
LOWEはドイツの剪定鋏
LOWEのライオン剪定鋏は、ドイツのOriginal LÖWE(オリジナル・レーヴェ)が展開している剪定工具です。日本では「LOWE」「ライオン」「オリジナルライオン」などの名前で販売されているため、初めて探すと別ブランドのように見えるかもしれません。
本来のブランド表記は「LÖWE」です。そのため、「loewe 剪定鋏」「lowe 剪定鋏」「剪定鋏 lowe」と検索していても、基本的には同じOriginal LÖWEの製品を探しているケースが多いでしょう。
LOWEの歴史を語るうえで欠かせないのがアンビル式です。1923年にOriginal LÖWE 1が登場し、固定された受け刃へ動く刃を押し当てながら、引くように切り込む構造がブランドを代表する仕組みになっています。
普通の剪定鋏でよく見るのは、2枚の刃がハサミのようにすれ違う方式です。それに対してLOWEの代表的なアンビル式では、下側に平らな受け刃があり、上側の切り刃がそこへ向かって枝を切っていきます。
LOWEを選ぶ理由は、単にドイツ製だからではありません。硬めの枝を切りやすいアンビル構造、モデルごとに異なるハンドル、交換部品が用意されていることなど、剪定作業そのものを考えた製品構成に魅力があります。
一方で、日本の一般的なバイパス式剪定鋏とは切ったときの感覚が違います。初めてアンビル式を握ると、「普通の剪定鋏とずいぶん違うな」と感じるかもしれません。そこを理解したうえで選ぶのがポイントです。
剪定鋏という道具全体から比較したい場合は、剪定鋏おすすめ12選と用途別の選び方も参考にしてみてください。LOWEだけでなく、日本製やプロ向けモデルとの違いも確認できます。
6モデルを一覧で比較
今回比較するのは1104、5104、5127、6104、7107、8107の6モデルです。国内で探しやすく、LOWEの特徴が分かりやすいモデルを中心にしています。

| モデル | 方式 | 全長の目安 | 重量の目安 | 最大切断径の目安 | 選びたい用途 |
|---|---|---|---|---|---|
| LS1104 | アンビル式 | 約21cm | 約290g | 約22mm | 定番を幅広く使いたい |
| LS5104 | アンビル式 | 約17cm | 約190g | 約16mm | 小さく軽い鋏がほしい |
| LS5127 | アンビル式 | 約17〜17.5cm | 約180g | 約16mm | 込み合った枝を狙いたい |
| LS6104 | アンビル式 | 約20cm | 約240g | 約25mm | 太めの枝をよく切る |
| LS7107 | ハイブリッド系 | 国内約20cm | 約235g | 約22mm | 軽快さと扱いやすさを求める |
| LS8107 | ハイブリッド系 | 約21cm | 約250g | 国内約24mm | 太く硬い枝を重視する |
この表だけでも、かなり違いが見えてきます。例えば1104と5104では重量に約100gの差があり、最大切断径も約6mm違います。一方、7107と8107は重量差こそ小さいものの、切断ヘッドの考え方が異なります。
なお、製品寸法や最大切断径には、日本国内の販売資料と本国メーカーで表記が異なるものがあります。上表は国内で購入する際に確認しやすい数値を中心とした一般的な目安です。購入するときは、必ず販売店やメーカー公式の商品仕様も確認してください。
どれを選ぶか迷っている人は、まず次の4モデルから用途に近いものを確認すると選びやすいです。
※Amazonの商品価格、在庫、販売者は変動します。購入前にリンク先の商品名・型番・仕様をご確認ください。
定番アンビル式の1104
LOWEライオン剪定鋏アンビル式1104は、どれを選ぶか迷ったときにまず基準にしたいモデルです。全長は約21cm、重量は約290g、最大切断径は約22mmが目安。LOWEらしいクラシックなアンビル式を味わえる一本です。
1104の良さは、細枝専用にも太枝専用にも寄りすぎていないところ。一般家庭の庭木や果樹など、ある程度幅のある剪定に対応しやすく、「最初にLOWEを一本買うならどれ?」という人が比較しやすい立ち位置です。
アンビル式では、動く刃が固定された受け刃へ向かって枝を切り込みます。LOWEではそこに引くような動きが加わるので、硬めの木質枝でも刃を入れやすいのが特徴。普通のハサミをそのまま大きくしたような感覚とは少し違います。
ただし、約290gという重さは無視できません。短時間なら気にならなくても、庭木を何本も連続して剪定すると、手の大きさや握力によって負担の感じ方が変わるでしょう。
また、メーカー上の手のサイズはM〜Lが目安とされています。手が小さい人が「切断径が大きいから」という理由だけで1104を選ぶと、ハンドルが開いたときに指が届きにくく感じる場合があります。
◆「S」のワンポイントアドバイス
剪定鋏は公称の切断径だけで決めないほうがいいですよ。22mmまで対応できても、普段切る枝が5〜10mm程度なら、大きな鋏を毎回使う必要はありません。手に合うことのほうが、長く使う道具では大事になってきます。
1104が向くのは、ある程度大きな手で、庭木や果樹を中心に、硬めの枝まで一本で対応したい人。逆に、盆栽や小さな庭木の細枝が中心なら、5104や5127も比較しておきましょう。
小型アンビル式の5104
LOWEライオン剪定鋏小型アンビル式5104は、1104をそのまま少し小さくしただけの製品ではありません。全長約17cm、重量約190g、最大切断径約16mmという構成で、軽さと扱いやすさを優先したモデルです。
1104と比べると約4cm短く、重量は約100g軽くなります。100gというと数字だけではわずかに感じますが、剪定鋏ではかなり大きな差。枝を一本切るだけならともかく、何十回、何百回と開閉する作業では、持ち続ける重さが使い心地に影響します。
メーカー上では小〜中程度の手に合いやすいサイズです。手が小さい人や、大型の剪定鋏ではハンドルを広げにくいと感じる人には、5104のほうが自然に握れる可能性があります。
一方、最大切断径は約16mm。庭の太い枝を次々と落としたい場合には物足りないでしょう。特に20mm前後の枝を日常的に切るなら、無理に5104で対応するのではなく1104、6104、8107などを検討したほうが安心です。
5104は「能力を落とした1104」ではなく、「細枝や小さな手に合わせて軽くしたLOWE」と考えると分かりやすいです。
女性向けという名前の商品ではありませんが、手の小ささや重量を優先して探している場合は候補になります。小型剪定鋏をさらに比較したい人は、軽くて小さい手でも使いやすい剪定鋏も参考にしてください。
先細で狙いやすい5127
5127は5104と同じ5シリーズに入り、最大切断径も約16mmですが、選ぶ理由は刃先にあります。細長く尖った形状になっているため、枝が込み合った場所へ刃を入れやすいモデルです。
国内では全長約17.5cm、重量約180gという案内が見られます。本国では全長約17cmとされているため、寸法は購入時の商品情報を確認してください。いずれにしても6モデルの中ではかなり軽量な部類です。
5104と5127で迷ったら、「どれだけ太い枝が切れるか」では差をつけにくいでしょう。どちらも16mmクラスだからです。それよりも、刃先をどこへ入れたいかを考えてください。
例えば、盆栽や小型の庭木では、残したい芽のすぐ隣に不要枝があったり、枝が何本も交差していたりします。こういう場面では、大きな刃を無理に押し込むより、目的の枝を狙いやすい細い刃先のほうが作業しやすいことがあります。
反対に、庭木の外側から見える枝を次々と切っていくだけなら、必ずしも先細形状である必要はありません。5104のシンプルな小型アンビル式のほうが用途に合うこともあります。
盆栽で使う場合は「最大何mmまで切れるか」だけではなく、刃先の厚みや長さも確認したいところです。枝の密度が高い樹では、切断能力より狙った場所へ刃を入れられることが使いやすさにつながります。
太枝向けアンビル式6104
6104は、太めの枝までアンビル式で対応したい人に注目してほしいモデルです。国内仕様では全長約20cm、重量約240g、最大切断径約25mmが目安。今回の6本では公称切断径が大きい部類に入ります。
1104がLOWEを代表するクラシックな定番モデルだとすれば、6104はより作業性を意識したProfessional系のモデル。Fast Cutに位置づけられ、ハンドルの開き幅を調節できる構造も特徴です。
興味深いのは、1104より軽い約240gでありながら、国内仕様では25mmクラスの切断能力が示されている点です。庭木や果樹で太めの枝を繰り返し処理するなら、1104だけでなく6104も比較する価値があります。
ただし、「25mmまで切れる」と書いてあるからといって、直径25mmの枝を何でも同じ感覚で切れるわけではありません。同じ太さでも、樹種、枝の乾燥具合、節の位置によって硬さは変わります。公称切断径はあくまで選択時の目安として考えてください。
また、剪定鋏で無理に切ろうとして手首をひねったり、両手で力任せに握ったりするのは避けたいところ。太さや硬さが剪定鋏の範囲を超えると感じたら、剪定鋸や太枝切鋏へ切り替えるほうが安全です。
太い枝を切る道具まで含めて考えるなら、太い枝用剪定鋏の切断径とタイプ別の選び方も確認してみてください。
軽快さを狙う7107
ライオン剪定鋏7107は、1104や5104と同じ感覚で「アンビル式のサイズ違い」と考えると分かりにくくなります。メーカーでは7シリーズをEasy Cutとして位置づけており、アンビル式の力の伝わりやすさと、バイパス式に似た湾曲した刃形状を組み合わせた構造です。
国内仕様では全長約20cm、重量約235g、最大切断径約22mm。1104と同程度の切断径を目安にしながら、重量は約55g軽くなっています。
7シリーズでは短く細身の湾曲した刃を使い、枝を支点に近い場所へ持ってきやすい構造になっています。剪定鋏では、支点に近い位置ほど力を伝えやすくなるため、少ない力で切断することを考えた形です。
さらに7107の末尾「107」は内側へ湾曲したハンドルを示します。小〜中程度の手に合わせやすいタイプなので、「1104は少し大きそうだけれど、5104の16mmでは足りない」という人にも比較しやすいでしょう。
盆栽と庭木を両方管理している場合にも面白い位置です。細かな盆栽専用鋏ほど小さくはありませんが、1104より軽く、刃先も比較的扱いやすいため、庭木だけに用途を限定しない選択肢になります。
一方、太く硬い枝への対応を最優先するなら、次の8107まで見てから決めるのがおすすめです。
太枝を重視する8107
ライオン剪定鋏8107は、メーカーでPower Cutに分類されるモデルです。国内仕様の目安は全長約21cm、重量約250g、最大切断径約24mm。本国では最大25mm表記もあるため、販売されている製品の仕様を確認して選びましょう。
8107の特徴は、湾曲した切り刃とアンビルによって、切断中の枝が刃先方向へ逃げにくいことです。太く硬い枝では、力を入れた瞬間に枝が外へ滑ると切りにくくなります。8107は枝を支点側へ保ちながら力を伝えることを考えた切断ヘッドになっています。
7107がEasy Cutなら8107はPower Cut。この名前の違いだけでも方向性が見えますよね。7107は軽さ、扱いやすさ、繰り返し作業まで含めたバランスを取りやすく、8107はより太い枝への対応を意識したモデルです。
重量差は約15gしかありません。しかし刃の大きさや開口部は違うため、細かな枝の間で使ったときの取り回しは同じではありません。
庭木や果樹で20mm前後の枝を切る機会が多いなら8107は有力です。一方、細枝を何十本も切りながら、ときどき太めの枝にも対応するなら7107のほうが使いやすいと感じる可能性があります。
最大切断径は、すべての樹種や状態で同じように切れることを保証する数字ではありません。乾いた枝や非常に硬い樹種では必要な力が増えます。無理に切ろうとせず、剪定鋸など適した道具へ切り替えてください。
LOWEライオン剪定鋏おすすめ6選|モデルの違いと選び方を比較するポイント
ここからは6モデルを横並びにして、「結局どれを選べばいいのか」を決めていきます。LOWEは型番だけを見ても用途が分かりにくいので、アンビル式かハイブリッド系か、枝の太さ、手の大きさ、ハンドル形状の順に見ると迷いにくくなります。
- アンビル式の違いを知る
- 1104と5104の違い
- 7107と8107の違い
- 104と107の違い
- 手の大きさで選ぶ
- 枝の太さで選ぶ
- 口コミで見るポイント
- 替刃と手入れも確認する
- 仕様表記の違いに注意
- LOWE剪定鋏のよくある質問
- LOWEライオン剪定鋏おすすめ6選|モデルの違いと選び方を比較まとめ
アンビル式の違いを知る
LOWEを選ぶなら、最初にアンビル式とバイパス式の違いを知っておきましょう。
アンビル式では、動く切り刃が平らな受け刃へ向かいます。硬い枝や木質化した枝で力を伝えやすい一方、柔らかな枝では受け刃側に圧力がかかるため、切る植物や位置によってはバイパス式との使い分けが必要です。
バイパス式は、2枚の刃がすれ違う一般的なハサミに近い方式。若く柔らかい枝、緑色の茎、繊維質の植物など、切断面をきれいに仕上げたい作業で選ばれやすいタイプです。
今回紹介している1104、5104、5127、6104はLOWEを代表するアンビル系。7107と8107は、アンビル構造の特徴に湾曲した刃形状を組み合わせたハイブリッド系として考えると分かりやすいでしょう。

| 方式 | 得意な作業 | 注意したい作業 |
|---|---|---|
| アンビル式 | 硬めの木質枝、太めの枝 | 非常に柔らかな茎や繊細な切断 |
| バイパス式 | 若枝、柔らかい枝、繊維質の植物 | 太く硬い枝では握力が必要になる場合がある |
| LOWEハイブリッド系 | アンビルの力の伝えやすさと扱いやすさを両立したい作業 | モデルごとの刃形状を確認する必要がある |
庭木の枝は一種類ではありません。春に伸びた柔らかい枝もあれば、何年も残った硬い枝もあります。そのため、「アンビルが絶対に優れている」「バイパスなら何でも切れる」という考え方ではなく、普段切る枝に合わせることが基本です。
1104と5104の違い
LOWEで特に迷いやすいのが1104と5104です。どちらもクラシックなアンビル式ですが、実際には使う人と枝の太さがかなり違います。
| 比較 | 1104 | 5104 |
|---|---|---|
| 全長 | 約21cm | 約17cm |
| 重量 | 約290g | 約190g |
| 最大切断径 | 約22mm | 約16mm |
| 手の目安 | M〜L | S〜M |
| 向く用途 | 庭木、果樹、硬めの枝 | 細枝、小型庭木、軽作業 |
太めの枝まで一本で済ませたいなら1104、小ささと軽さを優先するなら5104。まずはこの分け方で大丈夫です。
例えば、庭に直径15〜20mm程度の枝が多く、剪定時期にはそれをまとめて落とすなら、5104では対応範囲が窮屈になります。逆に普段は5〜10mm程度の細枝ばかりなのに、念のためという理由だけで1104を選ぶと、その大きさと重量を毎回持つことになります。
「大きいほうが安心」という気持ちは分かりますが、剪定鋏は工具箱に入れておく非常用の道具ではありません。実際に手の中で何度も動かすものです。普段の枝に合わせるほうが快適ですよ。
1104と5104で迷ったら
太めの枝まで対応したい
標準〜大きめの手なら1104
軽さと小回りを優先したい
小〜中程度の手なら5104
7107と8107の違い
7107と8107も迷いやすい組み合わせです。どちらも107の湾曲ハンドルを採用し、一般的なクラシックアンビル式とは違う刃形状なので、外見だけでは差が分かりにくいかもしれません。
| 比較 | 7107 | 8107 |
|---|---|---|
| シリーズ | Easy Cut | Power Cut |
| 国内全長 | 約20cm | 約21cm |
| 重量 | 約235g | 約250g |
| 国内切断径 | 約22mm | 約24mm |
| 特徴 | 細身で軽快 | 太く硬い枝を意識 |
7107は、細身の刃で枝を支点近くへ置きやすく、繰り返し切る作業にも向けやすいモデルです。8107はさらに枝を逃がしにくい切断ヘッドを使い、太く硬い枝への力の伝わり方を意識しています。
なので、「8107のほうが数字が大きいから上位」という考え方はおすすめしません。細かな枝を扱う時間が長いなら7107のほうが合う可能性があります。
一方、庭木や果樹の太枝を切る機会が明らかに多いなら8107。あなたが剪定しているとき、鋏を握る回数が多いのか、それとも一回一回切る枝が太いのかを思い浮かべてみると選びやすいですよ。
7107と8107で迷ったら
細枝も多く、軽快さを優先
繰り返し作業なら7107
太く硬い枝を優先
切断力を重視するなら8107
104と107の違い
LOWEの型番を見ていると、7104と7107、8104と8107、6104と6107など、末尾だけ違う製品が見つかります。この数字は無視しないでください。
現行シリーズでは、おおむね104が標準ハンドル、107が内側へ湾曲したハンドル、109が回転ハンドルという区別です。
| 末尾 | ハンドル | 向きやすい使い方 |
|---|---|---|
| 104 | 標準 | 比較的大きな手、基本形を好む人 |
| 107 | 内側へ湾曲 | 小〜中程度の手、握りやすさを求める人 |
| 109 | 回転タイプ | 細枝を何度も切る長時間作業 |
もちろん、手の形には個人差があります。同じ手長でも指の長さや手のひらの厚さは違うので、表のサイズだけで完全に決まるものではありません。
ネットで購入するときは刃の仕様ばかりに目が行きますが、握ったときのハンドル幅も確認したいところです。可能なら実物を握るのが一番。難しい場合は、今使っている剪定鋏の全長やハンドル幅と比較すると想像しやすくなります。
手の大きさで選ぶ
LOWEはモデルによって想定する手の大きさが違います。目安として1104や6104はM〜L、5104はS〜M、5127はS、7107と8107はS〜Mの範囲で比較しやすい構成です。
手が小さい人にとって大事なのは、鋏を閉じたときより大きく開いたときに握れるか。ハンドルが広がった状態で指先しか届かないと、最初の一握りに力が入りにくくなります。
その点では、5104や5127の小型モデルが分かりやすい候補です。20mm前後の枝にも対応したいなら7107も比較できます。

逆に手が大きい人が小型モデルを使うと、ハンドルが手の中に入り込みすぎ、窮屈に感じる場合があります。軽いからという理由だけで小型を選ぶのも、必ずしも正解ではありません。
手が小さいなら5104・5127・7107、標準から大きめの手なら1104・6104をまず比較し、太枝重視なら8107も候補に入れると考えやすくなります。
枝の太さで選ぶ
次に分かりやすいのが最大切断径です。今回の6モデルなら、16mmクラス、22mmクラス、24〜25mmクラスの3段階に分けると見通しがよくなります。
16mmクラスは5104と5127。盆栽、小型庭木、花木、細めの果樹枝などが中心なら使いやすいサイズです。
22mmクラスは1104と7107。家庭の庭木で細枝からやや太めの枝まで一本で対応したい場合に選択肢が広がります。
24〜25mmクラスでは6104と8107。ただし、ここまで太くなると樹種による硬さの差がかなり出ます。
例えば、同じ20mmでも若く水分の多い枝と、時間が経って硬くなった古枝では手応えが違います。節の部分も切りにくくなるため、数字だけを見て限界いっぱいまで使うのはおすすめしません。
特に盆栽では、太い枝を落とすときに剪定鋏だけで済ませるとは限りません。枝の位置や太さによって又枝切、コブ切、剪定鋸などを使い分けます。LOWEの大きな切断径は便利ですが、「大きければ盆栽でも万能」とは考えないほうがいいでしょう。
口コミで見るポイント
LOWEライオン剪定鋏の口コミでは、切れ味や少ない力で切りやすいという評価が見られる一方、モデルによっては重さやハンドルの大きさを気にする声もあります。
1104では、太めの枝を切りやすいことや、一般的な剪定鋏より力を入れずに切れたという感想が見られます。その反面、約290gあるため「少し重い」「小さい手では大きい」と感じる人もいます。
5104では、軽さ、小回り、握りやすさが評価されやすい一方、「思ったより刃の開きが小さい」「もっと太い枝を切りたい」という声につながりやすいところです。
7107は、1104より軽く、刃先周辺もコンパクトなので、扱いやすさや作業時の負担を重視する人から選ばれます。8107は太枝を切る方向へ寄せた構造なので、切断力を求める人との相性がよいでしょう。
ただ、口コミで一番注意したいのは「よく切れる」という言葉だけを比べないことです。
5mmの枝を切って「よく切れる」と感じた人と、20mmの硬い果樹枝を切って評価した人では条件がまったく違います。さらに、手の大きさ、使用期間、研ぎの状態でも感想は変わります。
◆「S」のワンポイントアドバイス
口コミを見るなら「何を切ったか」「手の大きさ」「何時間くらい使ったか」に注目すると参考になります。星の数だけでは、自分の剪定作業に合うかまでは分かりませんよ。
替刃と手入れも確認する
LOWEを長く使いたいなら、購入時に替刃や交換部品まで見ておきたいところです。LOWEでは刃、アンビル、スプリング、ボルトなど、モデルに応じた交換部品が用意されています。

LOWE本体と一緒に確認しておきたい用品
※交換部品はLOWEのモデルごとに適合が異なります。商品名だけで判断せず、型番と対応表を確認してから購入してください。
剪定鋏は刃だけが消耗する道具ではありません。何年も使えば、受け刃にも摩耗が出ますし、スプリングが弱くなったり、支点部分に変化が出たりすることがあります。
部品交換に対応している製品なら、本体ごと買い替えずに使い続けられる可能性があります。購入価格だけではなく、こうした補修性まで含めて考えるとLOWEの見え方も変わってくるでしょう。
日常の手入れでは、まず使用後に刃へ付いた樹液、ヤニ、土などを落とします。そのあと水分を残さず乾かし、可動部の状態も確認してください。
刃物なので、必要に応じて研ぎも行います。ただしアンビル式を一般的なバイパス式とまったく同じ感覚で研ぐのはおすすめしません。刃の状態や製品構造を確認し、メーカーの手順に沿って作業してください。
自分で研ぎたい場合は、剪定鋏の研ぎ方と切れ味を戻すコツも参考にできます。ただしLOWEについては対象モデルの公式メンテナンス方法を優先してください。
また、通常の剪定鋏で針金や金属線を切るのは避けましょう。盆栽では針金を使うので、つい手元の鋏で切りたくなりますが、刃先を傷める原因になります。針金には専用のワイヤーカッターを使うのが基本です。
仕様表記の違いに注意
LOWEをネットで比較していると、「同じ型番なのに切断径や全長が違う」と気づくことがあります。これは購入前に知っておきたいポイントです。
例えば1104は、メーカーの現行製品情報や国内の商品ページでは最大切断径22mmが基準として確認されますが、国内カタログなどでは25mm表記が見られる場合があります。
5104も約17cmとされる資料がある一方、17.5cm表記で販売されるケースがあります。5127も本国と国内で17cm、17.5cmなどの差があります。
7107では国内販売情報の全長が約20cm、本国メーカーでは約22cmとされる場合があります。8107の最大切断径も国内約24mm、本国25mmという表記差があります。
こうした違いを見て、「どちらかが間違っている」とすぐ判断する必要はありません。測定方法、掲載時期、国内向け資料などによって表記が異なる可能性があるためです。
この記事の寸法、重量、最大切断径、価格などの数値は製品選びの一般的な目安です。仕様や販売条件は変更される可能性があります。購入時の正確な情報はOriginal LÖWE、国内取扱元、販売店の商品ページをご確認ください。安全面で判断に迷う作業は、造園業者など専門家への相談も検討してください。
特に替刃を購入するときは、似たモデルだから使えるだろうと推測せず、必ず自分の剪定鋏の型番と対応部品を照合してください。
LOWE剪定鋏のよくある質問
Q1. LOWEとLÖWEは違うメーカーですか?
A. 基本的には同じOriginal LÖWEブランドを指します。本来の表記はLÖWEですが、日本ではLOWEやライオン剪定鋏という名前でも広く流通しています。「LOEWE剪定鋏」と検索して見つけた商品でも、購入前にはメーカー名と型番を確認してください。
Q2. LOWE1104と5104はどちらがおすすめですか?
A. 庭木や果樹で20mm前後までの枝を切る可能性があり、標準から大きめの手なら1104が比較しやすいです。細枝中心で、軽さや小さな手への合わせやすさを優先するなら5104が候補になります。1104は約290g、5104は約190gなので、重量差も選択に影響します。
Q3. 7107と8107は何が違いますか?
A. 7107はEasy Cutに位置づけられ、比較的細身の刃と軽快な操作を重視したモデルです。8107はPower Cutで、太く硬い枝へ力を伝えやすい切断ヘッドを採用しています。細枝を何度も切るなら7107、太枝を重視するなら8107という分け方が一つの目安です。
Q4. LOWEのアンビル式は生木にも使えますか?
A. 生木の剪定にも使用できます。ただし、アンビル式は特に硬めの木質枝で特徴を発揮しやすい方式です。若く柔らかい枝や繊維質の植物で切断面を重視する場合は、バイパス式が適することもあります。植物の種類と枝の状態に合わせて使い分けてください。
Q5. LOWE剪定鋏は替刃を交換できますか?
A. 対応モデルでは刃、アンビル、スプリング、ボルトなどの交換部品が用意されています。ただし部品はモデルごとに異なります。1104用を似たサイズの別モデルへ流用するなど自己判断はせず、型番とメーカーの適合情報を照合して購入してください。
LOWEライオン剪定鋏おすすめ6選|モデルの違いと選び方を比較まとめ
LOWEライオン剪定鋏は、見た目や型番が似ていても、使いやすい場面はそれぞれ違います。
1104はLOWEらしいアンビル式を幅広く使いたい人向け。約21cm、約290g、22mmクラスで、一般的な庭木や果樹の剪定を一本でこなしやすい定番です。
5104は約17cm、約190g、16mmクラス。手が小さい人や、太枝より細枝を軽快に切りたい人に合わせやすいでしょう。
5127は同じ16mmクラスでも先端が細く、込み合った枝を狙いやすいタイプです。盆栽や小型庭木など、刃先の取り回しを優先したい場面で比較できます。
6104は約20cm、約240gで25mmクラス。アンビル式で太めの枝を処理したい人に向きます。
7107はEasy Cut。国内仕様では約20cm、約235g、22mmクラスで、軽快さと切断能力のバランスを取りやすいモデルです。
8107はPower Cut。国内では約21cm、約250g、24mmクラスが目安で、太く硬い枝への対応を重視したい人の候補になります。
- 定番を一本選ぶなら1104
- 小さく軽いモデルなら5104
- 細かな枝を狙うなら5127
- アンビル式で太枝なら6104
- 軽快さと扱いやすさなら7107
- 太く硬い枝を重視するなら8107
最後に購入候補をもう一度確認
1104
定番・庭木から果樹まで
5104
小型・軽量・小さい手
5127
先細・盆栽や込み合う枝
6104
アンビル式で太枝
7107
軽快さと切断力の両立
8107
太く硬い枝を重視
※リンク先で商品名と型番を確認してください。価格・在庫・販売者・仕様は変更される場合があります。
最終的には、最大切断径だけで決めず、普段切る枝の太さ、手の大きさ、作業時間、刃先を入れる場所まで考えて選んでください。
剪定鋏は、数値上いちばん切れる一本より、あなたの手と庭に合う一本のほうが出番は増えます。LOWEの6モデルを比べるときも、「どれが一番上か」ではなく、「自分なら何を一番よく切るか」から選んでみてください。
以上、和盆日和の「S」でした。