こんにちは、和盆日和のSです。
庭木や果樹の枝を何本も切っていると、手動の剪定ばさみでは握る力が追いつかなくなることがあります。
そこで気になるのが、トリガーを引くとモーターの力で刃が閉じる充電式の電動剪定ばさみです。
ただ、商品を見比べると最大切断径は12mmから40mm級まであり、重さも600g前後から1kg超までさまざま。
さらに、マキタ18Vのような純正バッテリー式、バッテリーを背負う分離式、安全センサー付き、高枝用ポール対応など、価格だけでは違いが分かりにくいんですよね。
この記事では、家庭の庭木から果樹の剪定までを想定し、切断径、手にかかる重さ、安全・便利機能、充電方式、替刃や高枝対応まで見比べます。
売れ筋だけで順位を決めず、仕様を確認しやすい製品を中心に、自分に合う1台を判断できる形にしました。

記事のポイント
- 電動剪定ばさみのおすすめ製品と違い
- 25mm・30mm・40mmの選び分け
- 重さやバッテリー方式と安全機能
- マキタ純正と互換品を見分けるポイント
電動剪定ばさみおすすめランキング|切断径・重さ・安全性で比較
まずは、電動剪定はさみのランキングおすすめ候補を横並びで見ていきます。
ここでの順位は通販サイトの売上順ではなく、最大切断径、手に持つ重量、安全・便利機能、作業のしやすさ、用途の広さを合わせた比較です。
人気ランキングと総合的な使いやすさは同じとは限らないので、その点は分けて見てください。
- おすすめ11機種を一覧比較
- アルス EP-721
- マキタ UP181D
- アルス EP-720
- STIHL ASA 20
- マキタ UP100D
- MAX ザクリオ
- EP-719と家庭向け3機種
- 高枝対応と軽作業モデル
- 切断径は余裕を見て選ぶ
- 重さは電池込みで考える
- 安全性は機能名だけで決めない
おすすめ11機種を一覧比較
同じ「コードレス電動剪定ハサミ」でも、細枝中心の軽作業用と、30〜40mmの枝を想定した本格機では別物に近いです。
まず全体像をつかむと、必要以上に大きく重い製品を選ぶ失敗を減らせます。

| 製品 | 最大切断径 | 重量 | 電源 | 主な特徴 |
|---|---|---|---|---|
| アルス EP-721 | 生木40mm | 1,005g | 14.4V | 無段階+2段階、太枝向け |
| マキタ UP181D | 30mm | 1.1kg | 18V | 4段階開口、バッテリー直付け |
| アルス EP-720 | 生木30mm | 925g | 14.4V | 軽さと切断径のバランス |
| STIHL ASA 20 | 25mm | 980g | ASシステム | 表示画面、19/25mm開口 |
| マキタ UP100D | 25mm | 890g | 10.8V | 軽量、18/25mm開口 |
| MAX ザクリオ PA-SJ301 | 30mm | 本体780g | 25.2V 5Ah | バッテリー分離式、業務向け |
| アルス EP-719 | 生木25mm | 920g | 10.8V系 | スゴセンの軽作業側 |
| 高儀 BPS-108LiA | 生木約25mm | 約1.0kg | 10.8V | 2段階、ブラシレス |
| カインズ AK-SH14.4 | 約25mm | ハサミ850g | 14.4V | 高枝ポール対応 |
| カインズ EDT-25M | 25mm | 1.0kg | 18V 1.5Ah | 家庭の庭木向け |
| 京セラ BSH-120 | 12mm | 600g | 内蔵3.7V | 細枝・軽作業向け |
重量は「本体のみ」と「バッテリー込み」が混在しやすい項目です。
MAX ザクリオの780gはハサミ本体で、バッテリーなどは別に装着します。
一方、マキタ UP181Dの1.1kgは指定バッテリー装着時の目安。
数字だけを並べて軽い・重いと判断しないことが大切です。
最大切断径も上限の目安です。
生木40mm対応でも、硬い樹種、乾いた枯れ枝、節の位置、刃の状態によって切れ方は変わります。
開口幅と実際の切断能力も同じ意味ではありません。
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迷ったらまず比較したい3台
太い枝まで対応したいならアルス EP-721。
生木40mm級までを候補に入れたい人向けです。
マキタ18Vを使いたいならUP181D。
30mm級と4段階開口を重視する人向けです。
30mm級と軽さのバランスならアルス EP-720。
40mm級までは必要ない人が比較しやすいモデルです。
アルス EP-721
総合順位では最上位候補。
EP-721 スゴセンプロは、生木で直径40mmまでを切断目安とする太枝寄りのコードレス機です。
質量は1,005gで、40mm級として見ると極端に重いわけではありません。
特徴は、刃の開き幅を細かく扱える無段階操作と2段階切替。
太枝だけでなく細い枝を続けて処理するとき、毎回最大まで刃を開かなくてよいので、手の動きと切断テンポを合わせやすいタイプです。
太い枝を切る機会が多く、25mm級では足りない人には分かりやすい選択肢。
一方で、細枝を数本切るだけなら40mm級の能力を持て余しやすく、価格も家庭用の小型機より上がります。
EP-720との違いまで確認してから決めたい場合は、アルスEP-721とEP-720の違いを比較した記事も参考にしてください。
アルスの現行シリーズは仕様更新が入ることもあるため、安全機能を含む最新の比較は(出典:アルスコーポレーション公式「スゴセンシリーズ比較」)で購入前に確認してください。
マキタ UP181D
すでにマキタ18Vバッテリーを使っているなら、UP181Dはかなり確認しやすい候補です。
最大切断径は30mm、指定バッテリー装着時の質量は約1.1kg。
開口角を10mm、18mm、25mm、30mmの4段階で切り替えられます。
細枝では開口を小さく、太い枝では大きくするという使い分けができるため、庭木を一通り触る家庭では便利です。
引金の動きに刃が追従する方式で、引金を約3秒引き続けて刃を閉じた待機状態にしたり、一定時間の放置で待機・電源オフへ移行したりする機能もあります。
ただし、これは指を検知して必ず刃を止める機能とは別です。
安全機能の名称だけで「刃の間に手を入れても大丈夫」と考えないでください。
マキタ UP181Dを選ぶときの注意
本体のみで販売される構成もあるため、手持ちの18Vバッテリーと充電器が使えるかを確認してから購入すると安心です。
最大切断径や4段階開口、重量などは(出典:株式会社マキタ「充電式せん定ハサミ UP181D」)でも確認できます。
アルス EP-720
EP-720は、生木30mm級を狙いながら質量925gに収めたバランス型です。
EP-721ほどの40mm能力は必要ないものの、25mm級より余裕がほしい人に合いやすい立ち位置ですね。
果樹や庭木では、枝径が20mm台に収まる場面が多くても、たまに30mm近い枝が混ざります。
そんなときに持ち替えを減らしやすいのが30mm級の良さです。
現行品ではケガ防止機能を備えた仕様が案内されていますが、安全センサーは条件によって正しく作動しない場合もあります。
機能に頼り切らず、反対の手を刃の進行方向から外す基本動作は欠かせません。
30mm級と軽さを両立したい人向け
STIHL ASA 20
ASA 20は最大25mm、バッテリー込み980gで、1kgを切る重量と情報表示の分かりやすさが特徴です。
開口幅は25mmと19mmを切り替えられ、細枝では刃の移動量を減らせます。
有機EL表示でバッテリー残量、選択している開口幅、総切断数を確認できるため、「あとどのくらい使えそうか」「どちらの開口で作業しているか」を手元で見たい人には扱いやすいでしょう。
1充電あたり約2,000カットというメーカー目安がありますが、枝径や樹種など試験条件によって変化します。
マキタ UP100D
UP100Dは最大25mm、質量約890gの軽量側。
通常側を18mm、全開側を25mmとして使い分けられます。
30mm以上の太枝を頻繁に切る製品ではありませんが、家庭の庭木で20mm前後までが中心なら、重さとの釣り合いが取りやすいです。
電動剪定ばさみは「最大径が大きいほど上位」と考えたくなりますが、片手で何十回、何百回と持つ道具でもあります。
切りたい枝が25mm以内なら、40mm機より軽いモデルを選ぶほうが作業しやすい場面も少なくありません。
軽さを優先してマキタを選ぶなら
MAX ザクリオ
MAXのザクリオ PA-SJ301は、果樹などで長時間使うことを意識した業務寄りの構成です。
最大切断径は太枝モード30mm、細枝モード20mm。
ハサミ本体は780gと軽めですが、25.2V・5Ahのバッテリーやコントロールボックスを別に装着します。
この方式の利点は、手首にバッテリー重量を丸ごと載せずに済むこと。
反面、背負うバッテリーや接続ケーブルを含めた装備になります。
庭で10分だけ使うなら一体型が手軽ですが、一日を通して大量に切る仕事では、手に持つ側を軽くする考え方が効いてきます。
メーカー条件では梨枝15mmで約12,000回という目安があります。
ただし、他社の2,000回や5,000回と単純に倍率比較はできません。
試験する枝径、気温、電池容量、開口条件が違うからです。
EP-719と家庭向け3機種
アルス EP-719は生木25mm、920gで、スゴセンシリーズの中では扱いやすい側。
高儀 BPS-108LiAは生木約25mm、約1kgで、2段階開口とブラシレスモーターを備えた家庭向け候補です。
カインズ EDT-25Mも25mm級で、18V 1.5Ahのバッテリーを使う一体型。
電源を入れたあとにトリガー操作を行って作動させる仕組みがあります。
これらは30〜40mm級ほどの余裕はありませんが、庭の枝が主に10〜20mm台なら候補に入りやすいでしょう。
なお、EP-719を含む安全機能の記載は販売時期や公式ページの更新で差が出る場合があります。
ランキング表だけで決めず、購入する型番と現行取扱説明書を突き合わせるのが確実です。
高枝対応と軽作業モデル
カインズ AK-SH14.4は、ハンディとして使うほか伸縮ポールを組み合わせられる2WAY型です。
脚立へ上がらず届く範囲を増やしたい人には便利ですが、ポール装着時は先端の重さと長さが増えます。
高い位置ほど道具が振られやすくなるため、最大切断径だけでなく保持のしやすさも見てください。
京セラ BSH-120は最大12mm、600g。
これは30〜40mm級と競う商品ではなく、細枝を切ったり、剪定後の枝を小さくしたりする軽作業向けです。
セーフティスイッチとトリガーを使う操作で、内蔵電池なのでバッテリー交換式ほど拡張性はありませんが、軽さは分かりやすい魅力です。
切断径は余裕を見て選ぶ
電動剪定用品おすすめ比較で最初に見る数字は最大切断径です。
ただし、庭にある一番太い枝と同じ数値の製品を選べば十分、とは限りません。
例えば、普段は15mm程度で、ときどき25mm近い生木を切るなら25〜30mm級が候補になります。
30mm近い枝が普通に混ざるなら30mm級、30mmを超える太枝までハサミで処理したいなら40mm級を検討する流れです。
ざっくりした目安
細枝中心なら12〜20mm級、家庭の庭木を広く扱うなら25mm級、やや太い庭木や果樹なら30mm級、太枝まで1台で対応したいなら40mm級が見やすい範囲です。
ただし、樹種の硬さと枯れ具合で実際の切断能力は変わります。
切断径から選ぶならこの3台
25mm前後を中心に使うなら、軽量なマキタ UP100D。
30mm級なら、マキタ UP181Dまたはアルス EP-720。
40mm級まで候補に入れるなら、アルス EP-721。
盆栽の細かな枝先を整える作業では、電動ばさみが大きすぎることもあります。
細枝中心なら剪定ばさみのホームセンターおすすめと選び方も合わせて見ると、手動と電動を使い分けやすいですよ。
重さは電池込みで考える
600gと1.1kgでは数字上500gの差ですが、片手で枝の位置へ持ち上げたまま何度も切ると体感差は大きくなります。
特に肩より高い位置を切ると、同じ1kgでも腕を下げた状態より負担が増えます。
そこで見るのが、バッテリー込み重量。
一体型はコードがなく扱いやすい代わりに電池まで手に持ちます。
分離型はハサミ側を軽くできますが、腰や背中にバッテリーを装着し、ケーブルが加わります。
◆Sのワンポイントアドバイス
私なら「最大切断径」だけで決めず、普段いちばん多く切る枝の太さを先に見ます。
20mm前後までが中心なのに40mm機を選ぶと、能力は余っても重さは毎回ついてきます。
道具は大きいほど万能、とは限らないんですよ。
安全性は機能名だけで決めない
電動剪定ばさみで最も慎重に見たいのが安全性です。
トリガーを引くだけで大きな力が刃にかかるため、手動ばさみと同じ感覚で反対の手を枝のすぐ近くへ置かないようにしてください。
確認したいのは、ケガ防止センサー、待機モード、オートパワーオフ、起動時の追加操作、落下防止ストラップ、ブレードガードなど。
ただし、どれも「絶対に指を切らない保証」ではありません。

安全装置があっても刃の間へ手や指を入れないでください。
濡れた枝、手袋の種類、乾燥状態などでセンサーの働き方が変わる製品もあります。
雨天や水濡れ時の扱い、防じん・防滴の範囲も型番ごとに異なります。
正確な情報は公式サイトと取扱説明書をご確認ください。
安全な使用方法に不安がある場合は、販売店やメーカー、造園・園芸の専門家へ相談してください。
電動剪定ばさみおすすめランキング|切断径・重さ・安全性で比較して選ぶ
ここからは、電動剪定用品ランキングを見たあとに迷いやすい「結局、自分なら何mmを選ぶのか」「マキタ互換は純正と同じなのか」「充電回数は比較できるのか」といった部分を詰めていきます。
商品名より、使う場所と作業量から逆算すると候補をかなり絞れます。
- 25mmと30mmと40mmの違い
- 充電回数は条件をそろえて見る
- マキタ純正と互換品は別物
- 開口調整で作業速度が変わる
- 高枝は専用ポールも確認する
- 価格差は保守まで含めて見る
- 手動ばさみとの使い分け
- 購入前に確認したい項目
- 電動剪定ばさみのよくある質問
- 電動剪定ばさみおすすめランキング|切断径・重さ・安全性で比較のまとめ
25mmと30mmと40mmの違い
25mm級は家庭の庭木や低〜中程度の枝径を幅広く扱いやすく、製品数も多いゾーンです。
重量が1kg前後に収まるモデルも多く、初めて充電式剪定ばさみを買う人が比較しやすいところ。
30mm級になると、少し太めの庭木や果樹まで余裕が増えます。
マキタ UP181Dやアルス EP-720のように、細枝用の開口へ切り替えられる製品なら、30mmの刃を毎回全開にする必要もありません。
40mm級はさらに太い生木まで視野に入りますが、枝の硬さ次第では公称値どおりに切れないことがあります。
枯れて硬くなった枝や太い枝を頻繁に処理するなら、電動剪定ばさみだけで完結させず、剪定ノコギリやハンディソーとの使い分けも考えたほうが安全です。
枝の太さで迷った場合
25mm級ならマキタ UP100D。
30mm級ならマキタ UP181Dまたはアルス EP-720。
40mm級ならアルス EP-721。
充電回数は条件をそろえて見る
電動剪定の充電式モデルでは「1充電2,000カット」「約12,000回」などの数字が目立ちます。
ですが、この数だけをランキングにしてはいけません。
枝が10mmなのか15mmなのか、開口が小さいのか最大なのか、バッテリー容量はいくつか、低温環境なのか。
条件が違えば結果も変わります。
マキタ UP181Dでも、指定バッテリー使用時の作業量目安は枝径と開口角によって約2,400〜5,400本と幅があります。
家庭で数十本を切るなら、一回の充電で何千本という差より、充電器が付属するか、予備バッテリーを用意できるか、手持ちの電池を流用できるかのほうが使い勝手に響く場合があります。
長時間作業では、電池残量だけでなく充電待ちも見てください。
予備電池を交換できるタイプなら作業を続けやすい一方、内蔵電池式は本体ごと充電するため、その間は使えません。
マキタ UP181Dを長時間使う予定なら、予備バッテリーも含めて価格を比較しておくと分かりやすいです。
マキタ純正と互換品は別物
「電動剪定バサミ マキタ18V」で探すと、マキタ純正品だけでなく「マキタ18Vバッテリー互換」と書かれた第三者製品が大量に出てきます。
ここはかなり紛らわしいところです。
マキタ互換と書かれていても、マキタが製造した剪定ばさみという意味ではありません。
第三者メーカーが特定のバッテリー形状へ対応するとして販売している商品です。
純正の代表的な剪定ばさみにはUP100D、UP180D、UP181Dなどがあります。
互換品を選ぶ場合は、対応バッテリー型番、電圧、保護回路、保証、販売元、替刃の入手性を確認してください。
「18Vだから全部使える」と思い込むのは避けたいところです。
バッテリーや工具本体の不適切な組み合わせは故障や事故につながるおそれがあります。
開口調整で作業速度が変わる
開口調整は地味ですが、実際の作業ではかなり効く機能です。
最大40mmの刃を3〜10mm程度の細枝で毎回大きく開閉すると、1回ごとの時間は小さくても、本数が増えるほど無駄な動きが積み重なります。
UP181Dは10・18・25・30mmの4段階、UP100Dは18・25mm、ASA 20は19・25mm。
アルス EP-721は段階切替に加えて細かな開き方を扱えるのが特徴です。
果樹のように同じ太さの枝を大量に切るなら、小さい開口に固定できる機能は便利。
逆に、太さが頻繁に変わる庭木では、切替操作が簡単か、トリガーの動きへ刃が自然に追従するかも確認したいですね。
高枝は専用ポールも確認する
高い枝を切りたい場合、「コードレスだから高枝でも使える」とは限りません。
片手用の電動剪定ばさみを脚立の上で無理に伸ばして使うのは危険です。
選択肢は、本体へ伸縮ポールを付けるタイプ、別売ロングハンドルを用意したタイプ、最初から電動高枝ばさみとして設計されたモデルの3つ。
カインズ AK-SH14.4の2WAY、マキタ UP181Dの別売ロングハンドル、アルスの電動高枝鋏スゴタカなどがこの考え方に当てはまります。

ポールを長くすると先端重量の影響が増えるため、切断径だけでなく全長と装着時重量も見てください。
枝がさらに太い場合は、高枝用ノコギリなど別の道具が適することもあります。
価格差は保守まで含めて見る
電動剪定ばさみは、通販で数千円台から見つかる一方、メーカー品では数万円、業務用では20万円を超える製品まであります。
価格差が大きいので、つい切断径だけで「安い40mmのほうがお得」と感じるかもしれません。
ただし、長く使うなら替刃、バッテリー、充電器、修理窓口、保証、刃の研磨や交換方法まで確認したいところです。
消耗した刃を交換できなければ、本体が動いても剪定道具として使いにくくなります。
剪定後のヤニや汚れは切れ味にも影響します。
手入れについては剪定ばさみ使用後のヤニ取りと研ぎ方で詳しくまとめています。
電動製品は分解や注油方法が機種ごとに異なるため、作業前に必ず取扱説明書の範囲を確認してください。
手動ばさみとの使い分け
電動剪定用品がおすすめなのは、握力を使う剪定を繰り返す場面や、20mm前後の枝を多数切る場面です。
一方、盆栽の芽先や込み合った細枝のように、刃先を数mm単位で入れたい作業では手動ばさみのほうが扱いやすいことがあります。
つまり、電動に替えればすべての剪定道具が不要になるわけではありません。
細枝は盆栽ばさみ、やや太い枝は剪定ばさみ、数の多い枝は電動、ハサミでは無理な太枝はノコギリ。
この分担のほうが木にも道具にも無理をかけにくいです。
太い枝を落としたあとの切り口保護まで考える場合は、盆栽の癒合剤おすすめと切り口別の選び方も参考にしてください。
癒合剤が必要かどうかは樹種や切り口の大きさ、用途によって変わります。
◆Sのワンポイントアドバイス
電動ばさみを買うと、つい何でもこれで切りたくなります。
でも、狭い枝元や細い芽の近くでは大きな刃が入りにくいこともあります。
私は「電動か手動か」ではなく、枝の太さと狙う位置で持ち替える考え方がいちばん分かりやすいと思っています。
購入前に確認したい項目
最後に候補を2〜3台まで絞ったら、商品ページの見た目ではなく型番単位で確認します。
特に同じシリーズ名でもリニューアルやセット違いがあり、バッテリー・充電器の有無が価格へ大きく影響することがあります。
購入前の確認項目
最大切断径が生木基準か、重量が電池込みか、開口幅を変更できるか、安全機能の作動条件、バッテリーと充電器の付属、替刃の型番、高枝アタッチメントの有無、保証と修理窓口。
このあたりまで確認できれば、ランキング順位だけで選ぶより失敗しにくくなります。
また、「日本メーカー」「日本製刃」「日本製」は同じ意味ではありません。
製造国を重視する場合は、商品名のキャッチコピーではなくメーカーが示す製造情報を確認してください。
電動剪定ばさみのよくある質問
Q1. 電動剪定ばさみは何mmの枝まで切れますか?
A. 製品によって約12mmから40mm級まであります。
家庭の庭木では25mm級が多く、やや太い枝まで見るなら30mm級、さらに太枝へ対応したい場合は40mm級が候補です。
ただし、公称値は生木など一定条件での目安で、硬い樹種や枯れ枝では実際の切断能力が下がることがあります。
Q2. 女性でも使いやすい重さはどのくらいですか?
A. 一律に何gなら使いやすいとは言えませんが、バッテリー込みで1kg前後を境に比較すると違いが分かりやすいです。
軽さを優先するなら600〜900g台の製品が候補になります。
ただし、握りやすさや重心、高い位置で使う時間によって体感は変わります。
Q3. マキタ18V互換品はマキタ純正ですか?
A. いいえ。
「マキタ18V互換」は、第三者メーカーがマキタ形状の特定バッテリーへ対応するとして販売している意味で使われることがあり、マキタ製の剪定ばさみとは別です。
純正かどうかはメーカー名と正式な型番で確認してください。
Q4. 安全センサーがあれば指を切りませんか?
A. 安全を保証するものではありません。
センサーや待機モードは事故の可能性を下げるための補助機能で、作動条件も製品ごとに違います。
反対の手を刃から離す、電源を切ってから刃周りを触る、取扱説明書に従うという基本操作を優先してください。
Q5. 1万円前後と高価格品は何が違いますか?
A. 最大切断径だけでは比べられません。
刃の品質、開口制御、バッテリー、長時間使用を考えた重さ、安全機能、替刃供給、修理窓口、保証などに差が出ます。
使用回数が少ない家庭用なら低価格帯でも候補になりますが、果樹園などで長時間使うなら保守体制まで含めて判断してください。
電動剪定ばさみおすすめランキング|切断径・重さ・安全性で比較のまとめ
電動剪定はさみのランキング比較で最初に見るなら、切断径、バッテリー込み重量、安全・便利機能の3つです。
そこへ開口調整、1充電あたりの作業量、バッテリー直付けか分離式か、替刃と修理、高枝対応を加えると、自分に必要な製品がかなり見えやすくなります。
太枝まで1台で見たいならアルス EP-721、30mm級と18Vバッテリーの扱いやすさならマキタ UP181D、30mm級で軽さとの釣り合いを見るならアルス EP-720、25mm級の軽量側ならマキタ UP100DやSTIHL ASA 20が比較しやすい候補です。
長時間の果樹剪定では、手に持つ部分を軽くできるMAX ザクリオのような分離式も意味が出てきます。
最後にもう一度、用途別の候補
太い枝まで切りたい
アルス EP-721
マキタ18Vを活用したい
マキタ UP181D
25mm級で軽さを優先したい
マキタ UP100D
一方、細枝中心なら京セラ BSH-120のような軽作業用で足りる場合もあります。
あなたが切りたい枝は、本当に30mmや40mmありますか。
そこを一度測ってから選ぶだけでも、必要以上に大きく重い道具を買う可能性を減らせます。
数値はメーカーが示す条件での目安で、仕様や付属品、価格、安全機能は変更される場合があります。
購入前は必ず最新の公式サイトと取扱説明書を確認してください。
高所作業や太枝の切断など危険を伴う作業について迷う場合は、最終的な判断を造園業者や販売店などの専門家に相談してください。
以上、和盆日和の「S」でした。